2021年4月 3日

社長の生い立ちと「家づくりへの思い」



syacyouomoitop.jpg



昭和51年に、
姉と弟の三姉弟の長男として生まれる。

幼いころから典型的な
おじいちゃん、おばあちゃん子で
いつも一緒、寝るのも祖父母の間。

見るテレビは演歌と時代劇。

活発というより、どちらかというと穏やかな性格で
(あくまで幼少期の話です)

勉強、運動など何をやっても至って普通、
どこにでもいる普通の子供。

syacyo-1.jpg

これと言って特筆することもなく成長するも、
ある時、


"フツー過ぎる人生"に対し、コンプレックスに陥る。


高校時代に


「俺はこんなことをしている場合じゃない!!」


と、意味もない衝動に駆られ、

旅に出ようと中退を試みるも、
反対する父親の壁にあえなく撃沈...。


地元を離れたい一心で何とか大学に合格したが、
相変わらず名古屋で普通の学生生活...


大学4年生の頃に


「俺はこんなことしている場合じゃない "病" 」


が再び目を覚まし、

自分の知らない世界に行こうと、
何を血迷ったか東京で夜の世界に飛び込むべく、

荷物をまとめるが電車賃がないことに気付く。


仕方なく派遣のバイトで、
夜な夜な働くうちに

気づけば山奥のホテルに
厨房スタッフとして住み込んでしまっていた。

単なる学生の派遣社員ながらも、
幼少のころから家業を手伝わされていたおかげで、

料理の盛り付けや接客をテキパキこなしていると、

syacyo-2.jpg
「料理人にならないか?」


とスカウトされる。

しかしそれまで、毎日のように
"鉄拳"の飛び交う世界を
目の当たりにしてきた自分は、


迷わず逃走。


社会人デビューは極寒の僻地へ



当時、長男が家業を継ぐのは
当たり前とされていた時代。

例外なく一方的に
そのような価値観を押し付けてくる両親に反発し、


「どこでもいいので、
 できるだけ遠くに飛ばしてください!!」


と面接で言い切って見事に合格したのは
日本最大規模の水道工事会社。
(しかし後に倒産)


syacyo-yuki.jpg


さっそく長野県の山奥、
標高1300mの僻地にある村に派遣され、

冬は氷点下20度の極寒の中、

こたつと石油ストーブしか無い、
隙間風が吹き入るボロ旅館で、
生命の危機を感じながら二度の冬を越す。

しかし、そこで思いがけず多くの出会いと、
上水道の配水池や下水処理施設の建設など
貴重な現場経験を重ねる。



「やばい!!」危機感に追われ走り続けた20年間



24歳となった頃、

それまで10年以上付き合っていた
彼女との結婚を両親に相談したところ、
戻って家業を継ぐことを承諾の条件に出される。

長男のDNAのせいか、


「どうせ何時かは...」


と覚悟していたので、それを機に帰郷することに。


そこで目の当たりにした自社の現状。

そして、震えと共に声にならない思い。


「これはヤバい!!」


当時は公共工事の下請が主な仕事でしたが、

大らかな時代と田舎の環境のせいもあってか、
とにかくすべてが緩い。

毎朝、出勤時間になっても現れない父。
そして、その指示をただ待っている職人たち。

雨が降れば、
今日は休みと昼から酒を飲むことも...。

勘に頼った見積りや
元請会社に言われるままの金額での請負。

当然、原価管理、工程管理、
施工管理などの概念もあるはずがなく、

目の前の仕事を端からこなしていくだけ。

事務体制をみても母が一人で
旧式のワープロを脇に、

ひたすら手書きの帳簿をしたためている状態。


当時は携帯電話が普及し(当然ガラケーです)
IT革命の波が音を立て押し寄せていた時代。

そのような時代の流れに
取り残されそうになっている現状に

大きな焦りを覚えると同時に、

若気の至りもあって
旧態依然とした体制がすごく恥ずかしく、

怒りに近い感情がこみあげてくるのを
抑えきれない...


「このままではダメだ!!」


それから一念発起、

とにかく元請会社として
工事を受注できる体制を目指し、

自ら最前線に立って改革に取り組んだ20年。

最初から上手くいくはずもなく
まさに苦労の連続。


特に、
以前から働いていた職人達からの反発は大きく、

改善を訴えるミーティングでは、
資料を投げ捨てられたことも。

新しく何かを始めようと思っても、
グーグルやアマゾンに頼ることができない時代。


現場に足を運んでは、

色々な会社のやり方を見て真似したり、
頭を下げながらノウハウを教えてもらったり。

高額な専門書を仕入れて勉強したりと
地道な努力を重ねる。


国家資格も多数取得し、営業許可も多分野を網羅。

IT化に対する投資も積極的に取り組み、

財務管理や勤怠管理、原価管理、顧客管理など
全てにおいてデジタルを活用して仕組み化。


家庭もかえりみず、

連日連夜、がむしゃらに働き続けた結果、

官公庁の発注工事も
元請負業者として受注できるようになり、

下降し続ける景気の中でも
少しずつ成長し経営も安定化へ。


そして、それまで
倉庫を改修した、はりぼてのような事務所から、

平成28年に、
広々とした鉄骨2階建ての社屋を新築し移転する。

そこからさらに

成長速度に拍車をかけようと、

高齢となった父に以前から勧められながらも、
業務過多を理由に避け続けてきた、




「社長」の役職を引き継ぐことを決断する。

 


syacyo-kaisya.jpg
syacyo-kaisya2.jpg

人生の挫折、そして理念の追求へ



「さあ、これからが正念場!!」


意気込む自分。

しかし、長引く不況の中での事業継承。

未来に見通しがつかない不安感は
常に付きまとい、

代表としての責任と重圧から
大きなストレスを抱える日々。

その矛先を
周囲の人達に対しても向けることも...


「何やってんの!」


「何でこんなことも出来ないの!」


「やる気あるの!?」


これが当時の私の口癖だったような...

(本当に申し訳ありませんでしたm(__)m)


常に張り詰めた職場の空気。

入っては辞めていく、新人スタッフ。

他の有望なスタッフも相次いで離散。


「何かおかしい...」


ようやく気付いた異変

と、いうより違和感を覚えながらも

目をそらしてきたと言ったほうが
正しいかもしれない。

そして既に取り返しのつかないところまで...



17年間連れ添った妻との離婚...

komatta.png
突然、それまで大切にしてきた人生の土台を失い、

絶望と無力感から

ベッドから起きることもできず、
仕事にもまともに行けない日々。


「俺はこれまで何のために
 頑張ってきたのだろう...」


そんな思いで一杯になり、

もはや生きる気力を無くしかけていた
自分を救ってくれたのは、

引き取った3人の息子たちの存在でした。


「このままでは駄目だ!!」


それまで気づかないうちに、
自分中心になっていた考えを猛反省!!


そしてそこから180°転換した生活がスタートする。


1日2箱吸っていた煙草をやめ、
夜型だった生活は、

早朝5時に起床して、
洗濯物や朝食の準備。

夜は子供とお風呂に入り
22時前には三男を寝かしつける生活に。


IMG_0022.JPG


社業と子育てに奮闘する傍らで、

経済や自己啓発の書籍を読み漁り、
様々な能力開発セミナーに参加。

そしていつも繰り返す自分への問い掛け。

「誰のために、何のために、
 なぜスギテツは存在しているのか?」


祖父がリヤカーを引きながら創業した家業。

多くの方の支えの中で70年以上もの時を
積み重ねることができた感謝の思い。

そして、これから未来に向かって、
私たちが担うべき使命は何か?

多くの葛藤を経て辿りついた答え、

それは、


「会社の目的達成のために
 お客様やスタッフがいるのでは無い!
 みんなの幸せのために会社があるんだ!!」


そうして定まった弊社の企業理念。

『全スタッフの物心両面の幸福に
 寄与すると同時に、
 暮らしの安全と安心を支え、
 未来へとつながる建設サービスの提供を通じて
 地域社会の変革と発展に貢献する』


弊社ではこの企業理念とそれに付随した企業目標、
行動指針をスタッフ全員で毎朝唱和をし、

人事制度にも組み込むことで一貫した理念経営を
実現できる組織づくりに取り組んでいます。


企業理念[PDF]


お客様とのかかわりから目覚める想い



共通の理念を
経営の土台に据えた時、

それまで公共工事に偏っていた経営体質に対して
大きな疑問と違和感が生まれました。


確かに、
ライフラインを守るインフラ整備は、

無くてはならない仕事であるし、
誇るべき仕事ではある。

しかし、
もっと市民の皆様の暮らしに直接的に
貢献できる方法があるのではないか?


そういった思いを基に、

水回りを中心としたリフォーム工事に
力を注いできました。


おかげで徐々にお声がけをいただく機会も増え、
新規のお客様からのお引き合いもいただけるようになってきました。

私も何度となくお客様のお宅に訪問し、
お世話になる中でふと不思議に思ったこと、

それは、

お客様はそもそも、


「なぜスギテツにリフォームを依頼するのか?」


普通に考えれば既に関係性があり、
建物についても情報を持っている


「過去に住宅を依頼した会社にお願いする」


のではないでしょうか?

tukareta.png
そして、その答えはお客様との会話の中にありました。


・見かけは良かったけど住んでみたら不都合なことばかり

・電話をしてもなかなか来てくれない

・頻繁なメンテナンスの売り込み営業にうんざりしている

・修理を依頼したら高額な見積書が届いた

・すでに倒産、廃業していて依頼できない


残念ながらお客様はご自分の家、
または、それを建築した会社に対して


「多くの不満を抱えている」


ということでした。


実際に私たちは、日ごろから工事に伺う時、
当初の施工不良と思われる場面に多く出会うことがあります。


また新築工事では
基礎工事の段階から現場に入り、

キッチンやトイレなど最終工程まで
お付き合いする


「水道工事業者だからこそ」


仕上がってからでは確認できない部分の
粗々とした施工や

明らかに責任意識の低い下請け業者の
施工を目にすることもあります。


普段から公共工事の
厳しい基準に合わせた仕事をしている弊社としては、

片目をつぶらないとみていられない現場も
しばしばです。


そうした経験を重ねる中で、

お客様が人生をかけて手にする夢のマイホーム

まさしく、
お客様の幸せな未来の実現に向けた


「高品質な建設サービスを
 自らの手で自信をもって提供したい!!」


そんな強い思いを抱くようになりました。


住宅事業「グリーンレーベンスタイル」の誕生



公共工事で培った高い施工技術、
管理能力、組織体制がある!

ライフラインを支えてきたどこにも負けない
現場実績と緊急対応能力もある!

70年以上地域に密着して営業してきた
メーカーやビルダーには負けない地の利がある!

多くの国家資格を有したスタッフと
健全な財務体質もある!




なにより「誰にも負けない情熱」がある!!


jyuutaku.png
無いのはたったひとつ、木造住宅に対するノウハウだけ、

そう!それだけ!!

。。。でもそれがないと工務店はできない、

どうする?

どこか業務提携でもしようか?

事業継承に困っている工務店を譲ってもらおうか。。。



本気でそう考えていた時に訪れた
パートナー企業との出会い。

一部上場企業の強みを活かした
最先端のスキルとノウハウ。

そして、全国の仲間との情報交換の中には
弊社の求めていたものがすべて集約されていました。

そうして最後のピースをはめ込み、

株式会社スギテツの注文住宅事業

「グリーンレーベンスタイル」が
スタートしました。


logo-05.jpg
026-SUG20210120_mini.jpg
046-SUG20210120_mini.jpg




分かりやすさと自然素材へのこだわり



月日が経つのは早いもので、
長男はまもなく成人を迎えようとしています。

そのような中で、

家事や子育てに携わる機会を多く
いただけたことへの感謝の気持ちとともに、

日頃の、
お母さん仲間とのコミュニケーションを介し、

現実離れしたデザインや、
過度な性能を売り文句とするのではなく、

皆様の家庭生活に寄り添った、等身大の
住宅サービスの必要性を強く感じるようになりました。


また、長男は幼いころの私と同じで、
成人を目の前にした今でも、

アトピー性皮膚炎に悩まされています。

次男、三男は軽度ではありますが、
原因不明の慢性的なアレルギー性鼻炎を患っています。

「子は宝!!」

同じ悩みを持つご家族の想いを考え、

グリーンレーベンスタイルでは

化学物質を使わず
肌触りも良く
心地よい自然素材につつまれ、
穏やかな空気に満ちた健康な暮らしの提供を
コンセプトにしました。


住宅は人生をかけて手にする資産です。

グリーンレーベンスタイルは

出会いを大切に、

ご縁をいただいたご家族の幸せを守り、
お支えするために、

幼いお子様やお年寄りにも

「安全、安心」な

「本物の自然素材」を使用した

「自由設計の健康住宅」を、

「とにかく分かりやすく」、

「お求めやすい価格」で

提供させていただいております。

地元企業としての「揺るぎない誇りと信念」



スマートフォン、自然エネルギー、
AI、DX、SDGs、

時代の流れと共に
世の中は常に移り変わっています。

私たちが求められるものも同様に変化していますが、

ずっと変わっていないこと、

それは70年以上もの間、
地域の暮らしをお支えしてきた


「揺るぎない誇りと信念」です。


私がスギテツに入社してから現在まで、

日本の経済がひたすら低迷を続ける中で
多くの建設会社が姿を消すのを
目の当たりにしてきました。

現存している会社も
後継者の不在や経営難など
大きな存続の危機を抱えています。


周囲を見渡してください


私たちの仲間が建設した様々な建物、
道路、橋、河川が皆様の生活の基盤を支えています。


想像してみてください


近年頻繁に起こる地震、津波、台風などの
大規模な自然災害により倒壊した建物、
決壊した河川、
土砂で閉鎖された道路、断水、停電

全国で起きるそうした災害から
地域を守ってくれるのは誰でしょうか?

自衛隊でしょうか?

大手ゼネコンでしょうか?

それともハウスメーカーでしょうか?


全国各地でインフラを支えているのは、
その地域を基盤としている我々地元企業です。

その地元企業の衰退は、

地域の安全安心な暮らしの衰退、
そして日本の衰退に直結します。


スギテツを信頼して選んでくださった方々と、
こうして永年のお付き合いを続けることができているのも、


「会社の存続があってこそ」


そして、そうした方々の幸せに貢献するために


「我々は常に上質を追求し、
 挑戦し、成長し続けなければならない」


それが私達の揺るぎない誇りと信念です。


今この時代、あらゆる情報が民主化し
価値観も多様化しています。
けれども、私たちが提供すべき価値の真実は


「最高の技術と接遇でお客様の幸せに寄与する」


というビジョンを目指したサービスの提供です。

私たちの提供するサービスで、
地域に暮らす皆様の人生の質の向上に貢献することで、

笑顔が溢れる社会へと発展していくことを願い、


スギテツはこれからもお客様と共に

常に上質を追求し、挑戦し、

成長していきます!!


syacyo-5.jpg
syacyo-4.jpg








知って得する魔法の「小冊子」限定プレゼント無料

  • 小冊子
  • イベント