「やばい!!」危機感に追われ走り続けた20年間



24歳となった頃、

それまで10年以上付き合っていた
彼女との結婚を両親に相談したところ、
戻って家業を継ぐことを承諾の条件に出される。

長男のDNAのせいか


「どうせ何時かは...」


と覚悟していたので、それを機に帰郷することに。


そこで目の当たりにした自社の現状。

そして震えと共に声にならない思い


「これはヤバい!!」


当時は公共工事の下請が主な仕事でしたが、
大らかな時代と田舎の環境のせいもあってか、
とにかくすべてが緩い。

毎朝、出勤時間になっても現れない父。
そして、その指示をただ待っている職人たち。

雨が降れば、
今日は休みと昼から酒を飲むことも...。

勘に頼った見積りや
元請会社に言われるままの金額での請負。

当然、原価管理、工程管理、
施工管理などの概念もあるはずがなく、
目の前の仕事を端からこなしていくだけ。

事務体制をみても母が一人で
旧式のワープロを脇に、
ひたすら手書きの帳簿をしたためている状態。


当時は携帯電話が普及し(当然ガラケーです)
IT革命の波が音を立て押し寄せていた時代。

そのような時代の流れに
取り残されそうになっている現状に

大きな焦りを覚えると同時に、

若気の至りもあって
旧態依然とした体制がすごく恥ずかしく、
怒りに近い感情がこみあげてくるのを
抑えきれない...


「このままではダメだ!!」


それから一念発起、

とにかく元請会社として
工事を受注できる体制を目指し、
自ら最前線に立って改革に取り組んだ20年。

最初から上手くいくはずもなく
まさに苦労の連続。


特に、
以前から働いていた職人達からの反発は大きく、

改善を訴えるミーティングでは
資料を投げ捨てられたことも。

新しく何かを始めようと思っても
グーグルやアマゾンに頼ることができない時代。


現場に足を運んでは、
色々な会社のやり方を見て真似したり、
頭を下げながらノウハウを教えてもらったり。

高額な専門書を仕入れて勉強したりと
地道な努力を重ねる。


国家資格も多数取得し、営業許可も多分野を網羅。

IT化に対する投資も積極的に取り組み、
財務管理や勤怠管理、原価管理、顧客管理など
全てにおいてデジタルを活用して仕組み化。


家庭もかえりみず

連日連夜、がむしゃらに働き続けた結果、

官公庁の発注工事も
元請負業者として受注できるようになり、

下降し続ける景気の中でも
少しずつ成長し経営も安定化へ。


そして、それまで
倉庫を改修した、はりぼてのような事務所から、

平成28年に、
広々とした鉄骨2階建ての社屋を新築し移転する。

そこからさらに

成長速度に拍車をかけようと、
高齢となった父に以前から勧められながらも、
業務過多を理由に避け続けてきた




「社長」の役職を引き継ぐことを決断する。

 


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